初心者の方で、診察の事前申込をご希望される方はこちら
院長旧ブログ

出雲路新旧見所めぐり  -”02・5・26-

5月26日、好天に恵まれ、ルイス・C・ティファニー庭園美術館とイングリッシュガーデンの噂を、聞いて、行って来ました。福山を朝8時にでて、182号で東城、314号で小奴可・備後落合・三井野原・奥出雲おろちループ橋で一休みして、横田・仁多・三刀屋宍道と中国山地をこえて、斐川平野へ10時半ごろ着き、朝食が軽かったので、はやめの昼食ということで、名物、出雲そばということで、江戸時代の建物の梁などを、一部リサイクルというか、利用して、雰囲気をだし、そば工場も隣接し、土産物店もそなえた、そば庄たまきの鶴華 波積屋でいただきました。とろろ・おろし大根・なめたけの割子をたのみました。そばは、おいしいのですが、日本そばのめんといえば、ブツブツと切れるものとの予想に反して、めんはかなりねばりのあるものです、これはこれで、おいしかったです。そば湯も、いかにもという感じで結構でした。店の内装は、古屋の太い梁をもってきて、その梁をみせるように、再構築しているわけです。みなさんは、なつかしい気分になり、雰囲気を演出していますが、私の祖母(100歳すぎて亡くなったのですが)の笠岡にある出所で私が修理し管理している家も江戸後期の屋敷ですが、負けない梁・柱をもっていますので、いい雰囲気は出していますが、これは、食堂蕎麦屋ということで、所詮は商売用と感じました。

sa1.jpg (276638 バイト) sa2.jpg (222116 バイト) sa3.jpg (215443 バイト) sa4.jpg (243593 バイト) ループ橋と蕎麦屋

それから、やはり、旧に属する一畑薬師にまいりました、信心があまり無い私は、名前はよく聴いていたのですが、訪れるのは、今回が、はじめてで、これも、歳のなせる業かと、おもいます。広々とした開放感のある斐川平野をわたる風は心地よく、田んぼをへだてて、この地方特有の築地松の屋敷を横目に、ドライブし、斐伊川を横切り、この川は、奥出雲地方より流れ出たきれいな砂で、宍道湖が近いこともあり、ボラの子やフナ・ハヤ・テナガエビなど息子達ととってあそんだり、泳いだりした記憶が、よみがえります、渡ると平田市で、ここには、以前数週間、診療にあたったこともあり、市立病院の院長も私の岡大の同級生です。宍道湖北岸・島根半島を東へ数キロ、左折してワインディングロードを山頂へ向かい駐車場へ到着です。はるか、宍道湖が眼下にかすんでみえます。駐車場に車はまばらで、7・8軒の門前町?があり、期待はずれかと思いつつ、横道?を通って、寺院の伽藍がみえてきます。正式には、医王山一畑寺というようです。立派な伽藍で山門・本堂・鐘楼・庭園と周りからは、想像も出来ないような一大仏教建築で、信仰の力を見せ付けます。周囲の森の新緑と相まって良い雰囲気です。帰りに門前の土産物屋を覗くと、眼の信仰をあつめる薬師様にちなんで、開眼饅頭などちゃっかりと売っていました。

sa5.jpg (213205 バイト) sa6.jpg (176083 バイト) 斐川平野の築地松の屋敷

sa7.jpg (253038 バイト) sa8.jpg (377160 バイト) sa9.jpg (290169 バイト) sa10.jpg (230950 バイト) sa11.jpg (259673 バイト) sa12.jpg (355595 バイト) sa13.jpg (287857 バイト) 島根半島の山奥の新緑の中に佇む一畑薬師の伽藍

こんどは、新に属するもので、先日、オーム病で騒がれた、松江フォーゲルパークにいきます、湖岸を松江方面に10分ほど走ると、一畑電鉄の線路を越えてその入り口がみえます、ドイツ語・英語のネーミングとは、似つかわない庄や屋敷の長屋門をイメージした、和風の入り口で、そこには、フクロウのケージとフクロウグッズの売店があり、その奥に、チケット売り場・入場口となっています。チャンガマンガな感じがします。料金は1500円です。入り口をはいると、ちょっと度肝をぬくような花・ハナ・はなのセンターハウスが目に飛び込んできます。まったく、すごい演出です。落ち着いて、色とりどりの花たちを、観賞してあげましょう。大輪の赤・黄・白・うすい緋色などの球根ベゴニアのピラミッド、天井から吊り下げられたフクシャ(はじめてみるような色合いの花も多数あり)・ベゴニア(球根ベゴニア、リーガー・ベゴニア、レックス、木立ちなど多種)・アイビーゼラニューム・ペチュニア、見たことも無い模様のコリウスなどでガラスの温室の中が、みたされ圧巻です、これだけでも1500円の価値はあるとおもいました。

sa15.jpg (188306 バイト) sa14.jpg (220651 バイト) sa16.jpg (349054 バイト) sa17.jpg (334805 バイト) sa18.jpg (371395 バイト) sa19.jpg (360525 バイト) sa20.jpg (209634 バイト) sa21.jpg (341477 バイト) sa22.jpg (308211 バイト) sa23.jpg (394342 バイト) sa24.jpg (299356 バイト) sa25.jpg (268718 バイト) sa26.jpg (353425 バイト) sa27.jpg (368147 バイト) 島根フォーゲルパーク。入り口・テーマグッズのフクロウ。ベゴニア・フクシャ・サフィニア・ゼラニュウム・コリウスなど・・

このセンターの奥の広場で、ミミズク・フクロウのショウをやっていました。昼間は余り動かない夜行性の鳥を餌でうまく動かしていました、本当にミミのように羽毛が立っています。フォーゲルの鳥のほうですが、フォーゲルパーク・バードパークという名前に、シンガポールの ジュロン・バードパークのような物を予想していただけに、少し肩透かしをくわされたようです。もう少し内部を説明しますと、長い動く歩道で宍道湖・松江の街並みを展望できるくにびき展望台からトキ・ツルのケージがあり、ついで、熱帯植物を配置したケージでは、おおはし、つまりさいちょうの仲間があつめられており、これは、たいしたものです。つづきまして、白鳥・黒鳥・ペリカン・カモが餌をお客からおねだりする水鳥池とペンギンの泳ぐプールがあって、もとのセンターハウスへ戻って、今度は、じっくりと、ひとつひとつの花を見ながら入り口・出口へ向かうわけです。各々の鉢には、細いパイプが配管され、水分と肥料が与えられているようです、大変な設備だとおもいます、また、盛りの過ぎた花は職員によってピックアップされて、いつも、盛りの花を展示しています、なんだか、私も人間も盛りをすぎようとする歳になり、ちょっとイヤな気がしました。また、ここの花達も、さらに別の温室で待機中の花たちにとって代わられるのでしょうが・・・・・平家物語の冒頭をおもいださせられます。

sa28.jpg (230888 バイト) sa29.jpg (205684 バイト) sa30.jpg (247390 バイト) sa31.jpg (214810 バイト) sa32.jpg (250823 バイト) sa33.jpg (226495 バイト) sa34.jpg (229739 バイト) 島根フォーゲルパーク。 さいちょう・ペリカン・黒鳥・白鳥・鴨・ペンギンなど・・・

sa35.jpg (279632 バイト) sa36.jpg (269638 バイト) フクロウショウ

 

次に、さらに松江方面に10分ほどで、ルイス・C・ティファニー庭園美術館、イングリッシュ・ガーデンがあります。宍道湖湖畔に位置し、地中海を思い起こさせるような黄白色の色調のチャペル・壁・エントランスの花達が、迎えてくれます、でも、ネーミングは、イングリッシュなのに、やや違和感を覚えます。それは、明るいギリシャ・南欧・スペインをイメージさせるもので、ペチュニア・バラ・フクシャ・ブーゲンビリアとそれ風の茶色の鉢と噴水でしめています。入場料金は2000円です。入ると、ティファニーグッズのショップとレストランがあり、奥にティファニーブランドの創始者の時代からのコレクションや同ブランドの作品群が展示されています。屏風・絵画・クラシックなグランドピアノをはじめ、作品は、ネックレスをはじめとする装身具、ステンドグラス製のランプシェード、窓を飾るステンドグラスの作品群などで、やはり、ルイス・C・ティファニーの”鹿の窓”というステンドは、印象的でした。美術館が終わると、室内ガーデンからいわゆる英国風の数種類の様式を配しています。ここは、キース・ゴットという英国人のデザインだそうで、中心線に噴水と芝と垣根を配し、そのまわりに英国式ガーデンのきちんとした幾何学模様でなく、ばらばらと、しかし、モノトーンとカラフルといったコントラストを肝とするようにおもいました。また、自然の英国の林をイメージしたカントリー風の休憩所を持つランドスケープガーデンがメインでその先には、モダーンなデザインガラス張りの宍道湖展望室があり、外には、カナダのレイク・ルイーズを連想させるような緑の芝と木製の椅子を数箇所おき、バックがキラキラ輝く宍道湖という配置です。チャペルが目印?としてあり、窓は、ステンドグラスでかざられていますが、祭壇などは、大変質素な造りで、ヨーロッパなどでみられるカソリック教会の人を、ひれ伏さすかというような圧迫感・荘厳な雰囲気はありません。訪れる人の興味の対象によって評価は変わるとおもいますが、私は、フォーゲルパークのほうが、おすすめかと・・・・・陽が、傾いてきたので、もうひとつの目的の島根県立美術館へ向かいました。

sa37.jpg (240387 バイト) sa38.jpg (323514 バイト) sa39.jpg (314299 バイト) sa42.jpg (215539 バイト) sa40.jpg (278636 バイト) sa41.jpg (219593 バイト) イングリィシュガーデン。ティファニー美術館の展示品は、館内撮影禁止でした。

松江大橋を渡り、湖岸にたつ、白鳥をデザインした島根県立美術館へゆきました。企画展などはありませんでしたが、近世から現代の作家の絵画・工芸・彫像・塑像が、見られます。ここの特筆すべき点は、開館時間が6時30分までで、3月から9月までは、日没後30分ということで、宍道湖の夕日を、充分、入館者に愉しんでもらおうという自治体としては、良くやっていると、拍手ものです、また、各観光スポットを循環するシャトルバスも良く見ましたし、サービス部門は、これが常識ですけども・・・当日は風で湖面が波立ち夕日がキラキラと反射してとてもきれいでした。松江大橋・市街中心部・松江城なども眺められ、良い雰囲気です。また、島根・松江ともなかなかがんばっているなとおもいました。

sa43.jpg (186147 バイト) sa44.jpg (190448 バイト) sa46.jpg (177940 バイト) sa45.jpg (243629 バイト) sa47.jpg (180934 バイト) sa48.jpg (193044 バイト) 夕日に輝く宍道湖と島根県立美術館と展示の一部

陽が長いので、夕食を、魚でと思い、大根島経由で境港の駅前の東風屋を目指したのですが、生憎、休業日で、やむなくというかついでに、水木しげるロードのかわいいモニュメントをみて、おおうらの食堂へゆきましたが、ここも終わり、オサカナセンターも終わりで、仕方なく、皆生の風呂、OU館へ、さきに行き、1日の疲れを、ジャグジーで、とって、中華をたべて帰ってきました。走行距離400キロでした。

sa49.jpg (246446 バイト) sa50.jpg (235914 バイト) 境港・水木しげるロードの鬼太郎とネズミ男

’02・5・31