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院長旧ブログ

 

アクアリウム・・ニモ・・

当院では、診療室に20年前から、海水魚の水槽を設置して、いろいろな種類の熱帯から温帯の海水魚を飼って、患者さんの緊張・不安を少しでも和らげたり、子供たちには、少しでも拒否反応を少なくして、また、楽しい気持ちで診察を受けてもらおうというアイデアで始めました。今頃で言う所の”癒し系”というわけです。もっとも、30年ほど前、スキューバダイビングをしており、四国・沖ノ島・竜串、奄美の瀬戸内・加計呂麻島、徳之島、タヒチ、グレートバリアーリーフなどで、きれいな熱帯魚たちを見て、興味があったこともありますが・・魚の種類も、西太平洋に生息する種類がほとんどですが、ハワイだけのものとか、カリブ海、インド洋、紅海とさまざまなものを飼ってみました。ポピュラーなスズメダイ・ヤッコのなかま・ツノダシ・ハタタテダイ・チョウチョウウオ・クマノミ・ベラ・ハゼのなかまハタの仲間などです。、店から買って来ても、すぐ死んでしまうもの、ストレスで拒食症になり徐々に衰弱してゆくもの、感染性の病気になるもの、当方の管理ミスで死なせたものなど多くの魚が犠牲になってきました、かわいそうなことをしました。また、熱を上げたときには、水槽用クーラーを買って、水槽の水の温度を下げて、12度くらいに保って、渓流で釣ってきた、アマゴ・ヤマメ・イワナ・ニジマス・ブラウントラウトなどを飼っていたこともあります。これらのことから学んだことは、自然の情況とは違って狭い空間なので、いろんな魚を泳がせたい気持ちをおさえて、魚の数を少なくして、魚同士のなわばりを確保してあげて、ストレスを与えないエサをやりすぎないことという結論に達しました。勿論、水質とか温度・光・酸素などは、きちんと管理した上での話しですが。沢山の魚の犠牲で、どの種類がしぶとく生きるかも分かってまいりました。事実、わたしが、背骨の骨折をした年の春に買った魚が、あの小さなスペースで8年間、3匹で過ごしました。ただ、患者さんにとっては、いつも同じ魚で、愉しみがないともいえます。年末、なぜか、ヒーターの通電が、コンセントが入っているにもかかわらず止まっていて、水温が下がり、全員凍死しました、可哀想なことでした。ヒーター・サーモスタットを個別にチェックしてもいじょうありませんで、ちょっとしたコンセントの接触状態のトラブルだったのでしょう。心機一転、水槽を大掃除して、新たに水などセットし直して、くだんの熱帯魚屋さんにいってみました。長らく魚も、死にませんので、ご無沙汰していましたが、店の様子が大変な様変わりをしていました。店主は、変わっていなくてホットしました。ミスジ・ミツボシリュウキュウスズメとヘラルドヤッコとカクレクマノミと計5匹を買ってきました。数が、多いかと思いましたが。心配どおりミツボシは、ストレス死。黄色のヘラルドヤッコは、ウーディニュウムというウィルス性疾患で、硫酸銅での治療も効なく、数日の命でした。まあ救いは、クマノミとミスジに感染がおよばず現在も元気に、エサにもなれて、なつきつつあります。来院するこどもたちが、”ニモ””ニモ”というので、聞くと、紅と白の模様のカクレクマノミ親子と青いナンヨウハギたちの映画があるそうで、現代版”安寿と厨子王”のような話らしいです。当医院の魚たちを見てください。癒されますよ。

ho604.jpg (247785 バイト) ho605.jpg (275851 バイト) 黄色のヘラルドヤッコ

ho606.jpg (178895 バイト) カクレクマノミ”ニモ”とミスジリュウキュウスズメ

’04・1・13

ho607.jpg (170406 バイト)  ho608.jpg (206947 バイト) ho609.jpg (182977 バイト) 上の3枚の写真は、昨年末のものですが、この3枚は、1月14日現在のもので、ウーディニュウムを退治した後に、ヒレのモヤモヤもとれて、魚体の回復したカクレクマノミです。デジカメのシャッターのタイムラグのため、思うようなポーズを取ってくれません。写真家の岩合さんは、じーーと待っているのでしょうね。

’04・1・14